睡眠不足不眠症はAGA男性型脱毛症や薄毛の進行に影響するのか?

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睡眠不足の状態が続くと薄毛につながっていくのか、結論から言うと「睡眠不足は薄毛につながります」。普通に考えれば睡眠が不足しているので健康上、良いわけがありません。基本的なことですが、健康面に悪いことは頭皮や毛髪にも良くないのです。つまり睡眠不足で健康を害していれば薄毛に影響を及ぼしていくのです。ここではどのように影響を及ぼしていくかを具体的に述べていきたいと思います。

筆者紹介山さん大手エステチェーン2社にて店舗開発の責任者として200店舗以上の出店業務を担当。美容業界専門行政書士・AJESTHE美肌エキスパート(日本エステティック協会)小池現役看護師 自分の体に強いコンプレックスを感じ、各種二重整形を始め様々な整形術・ダイエットを行った経験を持つ

髪の毛の周期

髪の毛は発毛と脱毛を繰り返している

髪の毛は成長期、退行期、休止期という周期をもって断続的に成長しています。毛乳頭から栄養を受け、毛母細胞の分裂が活発で、毛がどんどん成長する時期が成長期です。この時期に一日に平均0.4mm伸びていきます。

成長期を過ぎると退行期に入っていきます。この時期に毛根が短縮、上昇していった後、休止期に入ります。休止期毛包は成長期毛包の約二分の一の長さとなっています。この時期の髪の毛は少しの刺激でも抜けてしまうほど弱く、脱毛の時期に入っていきます

休止期に脱毛が激しくなる

髪の毛はこのように成長期と休止期を繰り返すのですが、睡眠不足が続くと頭皮や毛根の体力が落ちてきます。頭皮や毛根も他の体の部位と同じく、一日の間に体力を消耗しているのです。それが睡眠中に回復するのですが、その睡眠が不足すると体力が回復されません。

そうすると正常に成長期に戻ることができず、不定期に休止期に入ってしまったり、休止期の期間が伸びたりするのです。これは髪の毛の生育条件が悪くなったために毛母細胞が十分に働けなくなり、成長期が休止期に変化したりしてしまうことで起こる現象です。

睡眠不足でバランスが崩れると

たとえば成長期に100本生えて休止期に100本抜けていれば髪の毛の総量は変わりません。しかし睡眠不足で休止期のほうが長くなると、生えてきた産毛も成長する前に抜けてしまうので結果的に毛はどんどん少なくなっていきます。睡眠不足の大きな弊害はこの髪の毛の休止期が長くなることにあるのです。


さらに精神的ストレスが悪影響

睡眠不足が続くと、精神的ストレスが蓄積されていきます。精神的ストレスが溜まっていくと男性ホルモンが正常に分泌されなくなったりします。男性ホルモンの分泌が急激に多くなったり少なくなったりすると、正常な発毛を阻害して脱毛を引き起こすようになります。特に疲労やストレスになったときに男性ホルモンの分泌が急激に増える減少は脱毛に直接関係してきます。

ただし、よく寝てもAGAの進行は止まらない

やはり睡眠不足の状態が続くと髪の毛にとっては良くないことばかりのようです。そもそも健康面で良くないという時点で髪の毛にも良くないのです。さらに髪の毛の周期である毛周期のバランスが崩れ、成長期が短くなって休止期が伸びるということが一番の薄毛・抜け毛に関係していってしまうのです。それらのことから睡眠不足は薄毛に影響すると言えると考えられます。

ただし、現状既にAGAによる薄毛が進行している人にとって、睡眠不足を減らしたからと言って、AGAの進行を止めることは難しいでしょう。AGAはほとんどが男性ホルモンによるものですので、内服薬の服用によって男性ホルモンの影響を遮断しない限りは、進行を止めることはできません。

ただ内服薬を飲めば良いというわけではなく、本当にAGAによる薄毛なのかどうかを判定することも重要です。そのためにはAGA専門クリニックで無料カウンセリングを受けることをお勧めします。AGAによる脱毛の場合は、毛根が完全に死んでしまった場合現代の医療では生やすことは難しいため、とにかく早期にAGA専門病院に受診して、薄毛の進行をストップさせることが何よりも重要です。