少し前までは、ある程度高齢になっているのに髪が黒々としてフサフサしている男性は「あの人は苦労していない」と言われたものでした。苦労していないことと髪の毛がフサフサしていることと何の関係もないように思われますが、実は関係があったのです。
最近髪の毛が薄くなってきたから何か対処をしなくては、と考えると薬剤を頭皮に塗ったり、内服薬として飲んだりするという行為を考える人が多くいます。確かにそういったことも薄毛治療の一環ではありますが、薄毛の治療とは何も薬を使うものだけではありません。
そもそも薄毛は、パーマ・染色などの外的要因、遺伝の関係、食生活、睡眠時間、ストレスなど様々な要因が合わさって起こるものです。それらを解決しないで薬を使用しても何も解決しないのです。
もくじ
現代人は心に余裕がない
そもそも現在の状況に満足?
日本は世界の国々のなかでも技術や文化が進んでいて国民が幸せに生きている国だと他国の人からは思われています。しかし日本人に現在の生活に満足しているか、という質問をしたところ、「満足している」と答えたのは半分にも満たない数値でした。豊かな国を言われている日本に住んでいる私たちは「幸せ」と感じていないということになります。
これにはいくつもの原因が考えられます。例えば仕事です。日本人は働きすぎと言われる国民で、平均残業時間や休日出勤回数の割合は先進国の中でも飛びぬけて1位です。毎日ストレスを大量に抱えたまま発散することもできずに働き続ける社会人。これでは余裕のある生活などできるはずがありません。
心に余裕がないと精神が破壊される
以前私の知り合いでほとんど休みなく毎日長時間働いていた男性がいました。毎朝電車の環状線に乗って出勤していたのですが、ある日、降りる駅が来ても体が動かなかったそうです。
頭のどこかでは降りて会社に向かわなくてはいけないとわかっているのに、身体が拒否するのです。結局彼は電車を降りずに環状線を2周しました。次の週から家を出ることもできなくなりました。心に余裕がなくなると体よりも先に精神がやられてしまうのです。
精神の不調は体の不調につながる
精神的なストレスが続くと「円形脱毛症」になったりする人がいます。このように精神の不調は髪の毛にも関わってくるのです。精神的に余裕がなくなってくると睡眠不足や自律神経失調症を引き起こしたりします。
そうなってくるともちろん頭皮への血行も悪くなり、ホルモンバランスも乱れてきます。その結果髪の毛に栄養分が届かなくなり、頭皮は荒れてきますし、過剰に皮脂が分泌されたりして頭皮の衛生環境もボロボロになっていきます。そして髪の毛はどんどん弱く、細くなって抜けていくのです。
結論
このように心に余裕を持つことができなければ精神状態、体調、頭皮の環境とすべてが悪くなっていきます。そのことからも「苦労していない人はハゲない」という言葉がまったくのデタラメではないということがわかるのです。薄毛を解決するのにはまず、心に余裕を持つことが大事なのです。