AGA男性型脱毛症による薄毛増毛の原因!ジヒドロテストステロンとは?

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薄毛に影響すると言われているジヒドロテストステロン(DHT)とは何者なのでしょうか?簡単にいうと、このジヒドロテストステロンが毛乳頭細胞の存在する男性ホルモン受容体(レセプター)と結びつくことで、毛母細胞の分裂を抑え込んでしまいます。

その結果、成長期と休止期が正常に訪れるサイクルが崩れ、成長期が短くなったり休止期が長くなっていきます。そうして毛周期が乱れていくことが薄毛につながるのです。つまりジヒドロテストステロンとは薄毛の原因そのものなのです。

筆者紹介山さん大手エステチェーン2社にて店舗開発の責任者として200店舗以上の出店業務を担当。美容業界専門行政書士・AJESTHE美肌エキスパート(日本エステティック協会)小池現役看護師 自分の体に強いコンプレックスを感じ、各種二重整形を始め様々な整形術・ダイエットを行った経験を持つ

ジヒドロテストステロンとは

ジヒドロテストステロンのできかた

そのもとになっているのはテストステロンです。これは男性ホルモンの一種で、これ自体は薄毛の原因とはなりません。むしろこのテストステロンは筋肉を増大させたり、積極性や行動意欲のもとになったり、体毛を増大させる働きがあります。

そう考えると薄毛の人にはこのテストステロンが多い方が良いということになります。老化などによってこのテストステロンが減少してくると筋肉の縮小、やる気の減退、体毛の減少などを招いていくことになります。

このテストステロンと5aリダクターゼという酵素が結合することでジヒドロテストステロンに変化します。こうなると薄毛の原因物質になるのです。そしてこのテストステロンは老化などによって減少していくとそれを補おうとする5aリダクターゼの活性化により結合してのジヒドロテストステロンの増加を招いていくのです。

ジヒドロテストステロンが増加すると

ジヒドロテストステロンが人間の体内で大きな役割を果たすのは母親の胎内にいる時です。このときの主に生殖器の発育に必要とされており、この時期にジヒドロテストステロンが不足すると生殖機能に障害が残るとされています。

しかし、成人した男性にジヒドロテストステロンが増加していくと、まず薄毛の原因になります。それとは逆に胸毛や腕毛などの体毛が濃くなることがあります。もしみなさんの周りに頭髪は薄いのに体毛が濃いという人がいればおそらくジヒドロテストステロンが多い人なのでしょう。その他に、肌荒れや精神の不安定を引き起こすとされています。

ジヒドロテストステロンを抑制するには

ジヒドロテストステロンはテストステロンと5aリダクターゼが結合することによってうまれます。この5aリダクターゼの働きを抑制することでジヒドロテストステロンの発生を防ぐことができるのです。そのためには例えばプロペシアなどのフィナステリド成分を含む薬を内服したり外用することがあります。たいていのAGA治療ではそういった薬用治療が行われています。

他にも食事から5aリダクターゼの働きを抑制することができます。特に亜鉛とビタミンBを摂取することが重要です。また、適度な運動をすることでジヒドロテストステロンを排出することができます。

結論

このようにジヒドロテストステロンは薄毛の直接的な原因となります。そのしくみや抑制する方法を理解することで薄毛治療に役立てていきましょう。