ジェルワックスなど整髪料のつけすぎはAGAや薄毛に影響するのか?

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整髪料をつけることは頭髪にどのように影響を与えるのでしょうか?良い影響を与えるのか?髪にとっては悪いのか?つけるのはどれでも良いのか?そういったことを知らないまま使用しているとしたら中には危険な人もいるかもしれません。ここでは使用する目的、使用量、使用の仕方などを見ていきたいと思います。

筆者紹介山さん大手エステチェーン2社にて店舗開発の責任者として200店舗以上の出店業務を担当。美容業界専門行政書士・AJESTHE美肌エキスパート(日本エステティック協会)小池現役看護師 自分の体に強いコンプレックスを感じ、各種二重整形を始め様々な整形術・ダイエットを行った経験を持つ

そもそもの目的と有効成分

なぜ使う?

ヘアスタイルを整え、セットしたヘアスタイルを長持ちさせるのが本来の目的ですが、同時に毛髪に油分、水分を与えて健やかに保つことができればそれにこしたことはありません。そのため整髪料にはセット力を高めるためポリビニルピロリドンなどの水溶性高分子化合物が、油分としてエステル油などが、また、水分を保つためにグリセリンなどが配合されています。


種類と成分は?

整髪料には油性整髪料(ヘアオイル、ポマードなど)、乳化整髪料(ヘアクリームなど)、液体整髪料(ヘアリキッドなど)多くの種類がありますが、実際にはヘアクリームなどの乳化された油脂類で十分と言われています。

女性がおもに使用している整髪料には泡状のムースタイプ・霧状のミストタイプなどがありますが、いずれにせよ、これらの整髪料は特に毛に障害を与えるわけではありませんので安心して使用できますが、育毛剤を同時に使用する場合は先に育毛剤を使用しましょう。

間違えた使用法とは?

基本的にはつけすぎがダメ

ワックスなどの整髪料には合成界面活性剤が含まれています。これ自体が髪に大きなダメージを与えることはありませんが、これを含んでいるワックスを大量に使用すると髪の根元を塞いでしまうのです。そこで皮脂やホコリ、アカなどを詰めて固めてしまうと抜け毛の原因となります。使用する量が一番大事だと言えるでしょう。

つけたままもダメ

ワックスを長時間つけたままにしておくのはいけません。ましてつけたまま寝るというのは論外です。長時間ワックスがついていると頭皮にどんどん浸透して毛穴が完全に詰まっていきます。根元部分は皮脂でベタベタ、髪の毛は栄養分が届きにくくなってパサパサになっていきます。また、ベタベタしている部分が枕などにへばりついて引っ張られて抜けるということも起こってしまいます。まさに抜け毛しやすい状況ができてしまうのです。

つけすぎると洗い流すのにも注意

ワックスを大量につけると洗い流すことも大変になります。しっかりと流さないと根元に残ってしまいますが、洗いすぎるのも良くないのです。ワックスをとるために強いシャンプーで洗いすぎると髪の毛や頭皮を痛めます。そして頭皮に必要な油分までもすべて洗い流してしまうのです。油分はありすぎると毛穴が詰まったりして抜け毛の原因になりますが、足りなくてもフケの発生や抜け毛の原因になるのです。

整髪料をやめてもAGAの進行は止まらない

やはり整髪料は使用することが問題というよりも間違えた使用方法に問題があると言えるでしょう。

ただし、現代の医療では、AGAによる薄毛の進行は、そのほとんどが男性ホルモンによる影響だと言われています。そのため、AGAが進行しているときに整髪料の利用をやめたからと言って基本的にはAGAの進行は止まりません。

AGAによる脱毛の場合は、毛根が完全に死んでしまった場合現代の医療では生やすことは難しいため、整髪料を利用するかを気にするよりも、とにかく早期にAGA専門病院に受診して、薄毛の進行をストップさせるための内服薬を服用することが何よりも重要です。

これはAGAであった場合の話ですので、AGA以外の脱毛症や抜け毛は、ストレスや、体の健康状態、頭皮の状況などと関わってくる場合があります。

自分の薄毛がAGAの進行によるものなのか、それとも別の脱毛症なのか判断することは一般の病院では難しい場合がありますが、AGA専門病院では、ほとんどが無料のカウンセリングでその判断をしてくれるので、育毛剤や育毛サロン、増毛などで無駄な出費をする前に、できるだけ早くAGA専門病院にカウンセリングに行くことをおすすめします。