AGA男性型脱毛症の外用薬治療の薬にはどんなものがあるか?

AGA治療は様々な治療を総称してそう呼ばれますが、市販されている薬を使って行いやすいのが外用薬を使った治療です。もちろん、AGA専門クリニックで処方されたものが安心で効果も高いですが、簡易的なものであれば普通に市販されています。

「本格的な治療というほどではないけれど、少し始めてみようか」という人にはとっつきやすいかもしれません。ここでは、外用薬の代表的なものを紹介していきます。

基本は「ミノキシジル」

リアップ

日本ではミノキシジルの外用薬の認可が遅れており、このリアップのシリーズ以降は認可されていません。大正製薬が発売しており、コマーシャルでも有名なのが、このシリーズです。

「日本で唯一発毛効果が認められている育毛剤」とされています。基本的には頭皮の血行促進をうながすもので、血行不良が原因で抜け毛が起こっている場合には効果があるとされています。

また、シャンプーやトリートメントなどの商品が多いこともあって、日本で外用薬といえばリアップというほど一般的とされています。

ロゲイン

少し前までは「日本ではリアップ」「アメリカではロゲイン」というのが基本的な考え方でした。ミノキシジルを5%配合した薬となっており、頭皮に1日2回ほど直接塗ります。大きな血管拡張作用があり、血行の改善によって発毛を促すものです。

 ただし、頭皮の状態や体質によっては頭皮にかぶれを起こしたり炎症を起こしたりすることもあるため、医師が処方して出すというクリニックが多いようです。

最近の注目、ポラリスシリーズ

外用薬用のミノキシジルを専門的に研究し、ついに開発されたのが、このポラリスシリーズです。アメリカのポラリス社が発売したこのシリーズは通常1%~16%のミノキシジルが含まれるなかで、5%以上含むものだけを発売しているのが特徴です。

 発売と同時に非常に効果が認められると高い評価を受けているシリーズですが、その理由は、この製品の「他社製品よりも高い浸透力」です。頭皮は薬効成分が浸透しにくいと言われてきました。そのために、外用薬よりも内服薬の方が効果があるとされてきたのです。しかしこのポラリスシリーズは浸透力が非常に高く、ミノキシジルの成分が頭皮の深い細胞層にまで届くとされています。そのために効果が出ていると考えられているのです。

また、ミノキシジルは副作用が多いことでも有名でした。元々が高血圧の治療薬として開発され、副作用で体毛が濃くなるというところから発生してきている薬だけに発毛以外の作用が起こることが多かったのです。例えば、精力が減退したり、性欲の低下、頭皮のかぶれなどはセットのように言われ続けてきました。

しかし、このポラリスシリーズはこういった副作用が比較的少ないとされています。もちろんそれぞれの体質にもよりますので、絶対にないというわけではありませんが。

もう一つ注意するのは、ミノキシジルの濃度です。1%~5%程度であれば、使いやすく継続使用もしやすいようになっていますが、濃度が高くなればべタついてくるようになります。15%の製品になると整髪料のジェルのようになるため、そのあたりも考えて製品を選ぶようにしましょう。