脱毛症の種類により様々なタイプがあります。AGA、男性型脱毛症の場合には後述するように特定のパターンを持って毛が薄くなっていきます。そもそも人の頭髪は約10万本といわれ、毎日100本ほどが生え変わっています。
すなわちこの本数の毛が脱落し、同数の毛が新たに生えているのです。こういった仕組みがわかっていなければ、AGAの症状が出てきても正しく対処できなくなってしまい、症状がどんどん進行してしまうのです。


脱毛のはじまり
様々な脱毛
男性型脱毛症の進行期になってくると毎日300本以上、時には1000本近くの髪の毛が抜けることがあります。この場合は日に日に毛が薄くなっていくので気が付きやすいです。次にうぶ毛(軟毛)が抜ける場合です。通常では2~6年の成長期を終えた毛が休止期に入って抜けるわけですので大きな硬毛が抜けます。
この硬毛はそれまでに理容店などでカットされているので先端が角ばっています。これに対して男性型脱毛症などではうぶ毛が硬毛になれず、うぶ毛のままで抜け落ちてしまいます。
このうぶ毛は一度もカットされていませんので毛が細くなっています。そのためにうぶ毛脱毛は非常に危険な若ハゲの前兆と言えるでしょう。
脱毛のパターン
おおまかに言って前(前頭部)からハゲる場合とてっぺん(頭頂部)からの場合があります。女性のびまん性脱毛症では全体的に薄くなり(びまん性とはすべての部分で均等にという意味です)、特にてっぺん(頭頂部)が薄くなっていきます。また、円形脱毛症では特定の部位はありませんが、頭皮のある部位に突然、丸い脱毛巣が出現します。ただ、円形脱毛症でも病気の勢いが強い場合には頭髪全体が抜けることもありますし、さらには腋毛や陰毛など全身の毛が抜けていくこともあります。
症状と治療法
症状と割合
思春期以降に前頭部や頭頂部に現れるのは男性に多い脱毛症状で、進行が進むと側頭部や後頭部以外はツルツルの状態になっていきます。日本人の成人男性の30%以上がこの症状がでるとされており、白人にもっとも多くみられる症状です。
その原因
まず遺伝があります。不規則傾向があるために特定はできていませんが、家系的にハゲる遺伝子が存在しているようです。次に頭皮の緊張(皮膚の弾力性がなくなること)や、老化からの発生があります。
老人で頭髪が薄い人が多いのはこのためで、細胞自体の老化や動脈硬化などにより毛包が破壊され、縮小・消滅するからです。その他にストレスなどによる精神的圧迫やずっとヘルメットや帽子をかぶっていることによる外的要因、パーマや染毛による頭皮や毛根へのダメージなどが考えられています。
結論
一口にAGAといってもいろいろとタイプがあることがわかります。また、人の自然周期による脱毛と発毛のシステムを理解しておくことがAGAの症状の発生に気付くことにもつながります。健康であっても毎日100本ほどが自然に抜けるということを理解した上で、自分の髪の毛が正常な状態を保っているのか、すでにハゲの前兆がでてきているのかを判断していきましょう。